乙津理風著「大声のすすめ」を読みました。
本書は、
- 詩吟の先生でもある著者が、
- 大声の出し方を
- トレーニング方法も交えて教えてくれる本
です。
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大声を出すって、一番簡単なライフハックではないかと思います。
ストレスを感じているひとは、声の小ささですぐに分かります。
逆に、大声を出せるだけで、気分が軽くなることがあります。
コロナでカラオケがなくなったのは、
多くの人にとって、結構な痛手だったんじゃないでしょうか。
熊本地震の前に、友人と阿蘇ファームランドに行ったとき、
大声を出すアトラクションがあって、
わたしは、それがクリアできませんでした。
でも、一生懸命大声を出して、運動もして、
かなりスッキリしたことを覚えています。
とくに、都会や街中にいると、
大声を出す機会って無くなっていきますから、
大自然の中で大声を出すアトラクションって、貴重だなぁと思いました。
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本書の目次から、抜粋してまとめておきます。
第1章 なぜ、居酒屋でビールが頼めないのか
- 大きな声が出ない理由
- 大きな声を出す一番簡単な方法
- 大きな声を出す技術
第2章 大きな声を出す四つのステップ
- からだをほぐそう
- 丹田呼吸法
- 腹から声を出す方法
- 姿勢・目線・ちくわ
第3章 日本語の美しい伝え方
- 「伝わる声」の出し方
- 説得力のある話し方
第4章 声を出す極意
- 地声を出す方法
- 高い声(低い声)が出ない場合
- 大声が出ると緊張しない
- 酸素不足をクリアにする方法
- 耳を鍛える方法
第5章 ここまできたら「詩吟」にも緒戦
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本書によれば、体全体が「ちくわ」になったみたいに
イメージすると良いようです。
わたしも、本書を参考に、
少しずつ大きな声が出せるようにしていきたいと思います。
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