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宇津木龍一著「シャンプーをやめると、髪が増える」を読みました。
本書は、
- クリニックを経営する著者が、
- シャンプーを使いすぎる弊害を警鐘しながら
- 本来あるべきヘアケアについて説明する本です。
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わたしも高校生くらいから頭皮がかなり荒れ出して、
一時は脂漏性皮膚炎になったこともありました。
いろんなシャンプーをためしてみて、
いまはカウブランドのシャンプーに行きついているのですが、
たしかに本書を読むと、シャンプーを使いすぎるのは、
(というか、界面活性剤を使うこと自体が)
肌への弊害が大きいことが分かります。
やるべきことは、シャンプーよりも先にブラッシングのようです。
洗うことじたいは、水でOKとのこと。
洗う前が重要だということのようですね。
本書でお勧めされているのは、獣毛のブラシなのですが、
アマゾンで調べると、以下のような商品がヒットするみたいです。
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また、髪を洗った後の「スッキリ感」は、
髪の皮脂がすべて洗い流されている証拠なので、
実はあまりよくないということも分かりました。
脳の感覚としては、スッキリ感が得たいわけですが、
それによって、からだは傷ついていたということですね。
爽快感と引き換えに、毛根を酷使しているのだとすれば、
それはあまりよくないことかもしれません。
お酒と一緒で、直後には良い気持ちになるのですが、
長期的にはからだに良くないもの、ということなのでしょう。
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誰しも、人間にはキャパシティがあるので、
それを越えて何かをすることはできません。
シャンプーの場合は、毛根の皮脂を作るスピードがだいじで、
このスピードを越えて皮脂を取り除いてしまうと、
髪が減ったり、その他の弊害が出てくるということかと思います。
自分のスピードをきちんと把握して、
理想的には、シャンプー無しでやっていけるのが良いことなのでしょう。
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本書タイトルには、薄毛とあるので
男性向けかなとも思ったのですが、
男性だけでなく、女性向け、高齢者向け、子供向け、
それぞれの記述がありますから、
誰にとっても役に立つ本だと思いました。
また、浴室からシャンプーがなくなれば、
物の管理も楽になります。
わたしも、試してみようと思います。
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