浅田すぐる著「トヨタで学んだ 紙1枚! にまとめる技術」を読みました。
本書は、
- 元トヨタ社員で今は経営コンサルの著者が、
- 紙1枚を利用して、
- ブレストしたり、まとめたりする方法を教えてくれる本です。
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目次から抜粋して、内容をざっくりまとめておきます。
第1章 なぜ、トヨタはナンバーワンなのか?
- その書類は「機能」するものになっているか?
- 「1枚」で自分の頭の中を「見える化」する
- 「トヨタの1枚」のわかりやすさの秘密
- 仕事ができる人ほど「型」をつかんでいる
- 年間400時間の残業をゼロにまで減らした方法
第2章 トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術 基本編
- 「トヨタの1枚」のベースにある3つのステップ
- すべての基本となる「エクセル1」の使い方
- 「パソコン」と「手書き」、どちらのほうが効率的か?
- 目的を見失いそうになったら「この口ぐせ」をとなえなさい
- 「構造」を示せば聞き手は耳を傾けてくれる
第3章 トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術 応用編
- 論理的に考えをまとめ、わかりやすく伝える「ロジック3」
- 「手で書く」作業が論理的な思考回路を鍛える
- 「5回のwhy?」よりも「5回のhow」で考える
- 「選ばれ続ける」かどうかは”紙一重”の差で決まる
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第1章では、
- 一覧性
- フレーム
- テーマ
について語られます。
そして第2章では、「エクセル1」というフレームワークが、
第3章では、「ロジック3」というフレームワークが、
それぞれ解説されます。
ものすごくざっくり言ってしまえば、
- 第1章で、最終成果物の書式を作っておいて、
- 第2章で、内容をブレストをして、
- 第3章で、論理的につなげて書式に収める
作業を繰り返すことなのだと思いました。
もちろん、実際には、仕事によって臨機応変な対応は求められるわけですが、
ものすごく抽象化すれば、上記のような作業が、
書類作成という事務処理なのでしょう。たぶん。
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本書は、事務的な仕事をしている
ほとんどのひとに関わる内容になっていると思います。
ぜひ読んでみてください。
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