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筆子著「買わない暮らし」を読みました。
本書は、
- ミニマリストの有名ブロガーである著者が、
- 日々の買う、買わない、捨てる、などの行動を見直すことで、
- 生活そのものについて考えなおす本です。
なお、著者のブログはこちらです。
https://minimalist-fudeko.com/
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目次から抜粋して内容をまとめておきます。
Part 1: あなたは、こんな買い方をしていませんか？
- 節約できない原因は、その “買い方” にある
- 買うことの裏側には「心理的ニーズ」がある
- お金が出ていくのは1回だけではない
Part 2: お金よりも大事なものを知る
- お金より大切なものは目に見えない
- お金のストレスを減らすには？
- マネーシェイムに気付こう
- 足りないマインド vs たっぷりあるマインド
Part 3: この方法で買い物習慣を変える
- 買わない挑戦をしてみよう
- 衝動買いを防ぐためにできること
- 「安売り」「セール」に飛びついてしまう心理
Part 4: 物を捨てて買わない暮らしへ
- 「捨てる」には、こんなメリットがある
- それでも「捨てるのが苦手」なあなたへ
- 6つの質問で、さらに捨てるものをあぶり出す
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目次構成は、
- パート1が、現状の問題を把握
- パート2が、あるべき目標を設定
- パート3と4が、実践方法
と、なっています。
何が問題か、まだよく分かっていない方はパート1から、
とりあえずやり方だけ知りたい方は、パート3から
読んでみると良いと思います。
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著者はミニマリストなので、最終的には、
- 買わない生活
- 捨てる生活
へ誘導されていくのですが、
ただ買わないだけでは、我慢するだけになってしまいます。
各種SNSで何度も（不毛なほど）議論されているように、
何のために捨てるのか、決めるためには、
自分の生活における優先順位を決めなければいけません。
そのことが書かれているのが、パート2です。
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本書のパート2で著者が主張するのは、
結局は「ミニマリスト的な生活がいいぞ！」ということなのですが、
しかしそこだけ読み取るのはもったいないと思いました。
本書の内容をもう少し抽象化して言うと、
「お金で買えるもの」を優先する人生はつまんないぞ！
ということではないかと思います。
このことを言うために、
「マネーシェイム」とか、
「たっぷりマインド」といった言葉が
説明されます。
くわしくは本書を読んでみてください。
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本書は、ミニマリストになる方法を書いたパート3以降も大事なのですが、
そもそも、筆者がどうしてミニマリストになりたいと思ったのか、
それを考えるパート1、2が面白かったです。
なんとなくミニマリストに興味のある、という方に
読んでほしい本だと思いました。
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