「たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術」読みました。
以前、同じコクヨさんの整理術の方は読んでいて、
それが結構良かったのでこちらも読みました。
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コクヨは、オフィス家具部門と、文具部門がありますから、
- 「整理術」はオフィス家具部門、
- 「ノート術」は 文具部門、
という住み分けになっているのでしょう。(たぶん)
「ノート術」は、「整理術」と同じスタイルで、
- 見開き2ページに1つの内容
- 写真が大きくて、文章量は少ない
- 100個集めて合って、どこから試しても良い
という構成になっています。
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そして、ノートにもいろいろありますが、本書では、3種類に分かれています。
- 方眼ノート、
- 横罫ノート、
- 無地ノートです。
なので、自分の使っているノートがすでにある人は、
そのノートのページを読むだけでも、ためになると思います。
まだノートを買ってないという人は、
まずは横罫ノートから始めるのが良いと思います。
(横罫ノートというのは、横の線だけが入った、普通のノートです)
なぜなら、コンビニなどでも買える、もっとも「ふつう」のノートで、安いからです。
ただし、本書の構成を見ても、全部で100個のノート術のうち、
- 方眼ノートが50個、
- 横罫ノートが30個、
- 無地ノートが20個
なので、方眼ノートのノート術が最も多いです。
横罫ノートに慣れてきたら、方眼ノートを試すようにすると、良いのではないかと思います。
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本書で紹介されているノート術の中でも、
個人的に、試してみたいと思うものを、以下まとめておきます。
※私は、ノート術を手帳の中のノートページで使うことが多いので、
そんな場合に使いやすいノート術が多く選ばれていると思います。
1.方眼ノート
- 日付とタイトルを右上に書く
- スケッチやイラストには言葉や寸法も添える
- サイドインデックスをつくる
- ノートをタテに3分割して使う
- ノートは見開きで使う
- ネタ集めにはナンバリングでモチベーションアップ
- アイデア出しは中心から書く
- ToDoを書くときは期限も記入する
- 右ページにメモを書いて、左ページにふせんを貼る
- ノートは身につける
- 打ち合わせのメモは前から、発想のメモは後ろから書く
- 表紙の裏側にポケット&ToDoコーナーをつくる
2.横罫ノート
- よく使う情報は最後のページにまとめる
- ノートの背に通し番号、表紙に日付&内容を入れる
- 横罫を時間軸にしてスケジュール管理
- 走り書きはメモ用紙ではなく、ノートの終わりから
- 毎日、新しいページを使う
- 小見出しの先頭には記号を書く
- ノートを折って、左に記録、右にToDoやチェック
- 仕事で必要な数字をまとめておく
- ノートの端に、見つけやすいタイトルをつける
- 企業名と個人名は略語でスピードアップ
3.無地ノート
- 手帳リフィルと組み合わせる
- 必要と気分に応じて、タテにヨコに使う
- インデックスとページ番号で整理する
- すべて時系列で書いていく
- ブロックメモを胸ポケットに入れておく
- ノートをホワイトボード代わりにして説明する
- 企画は、ノートに「問い」を書いて眺めて考える
- 右ページをメインで使う