1: 無名の管理人 ID:kanri
ボブ・トビン著「10年後、後悔しないための自分の道の選び方」を読みました。
2: 無名の管理人 ID:kanri
本書は、慶応大学で長年キャリア相談をやってきた著者が、
あの手この手で、読者を幸せにしようとする本です。
あの手この手で、読者を幸せにしようとする本です。
3: 無名の管理人 ID:kanri
しかし、幸せとは何でしょうか?
ずばりの答えは、読者自身がつかみ取らなければなりません。
とはいえ、その答えへのアクセス方法もまた、本書に書かれています。
ずばりの答えは、読者自身がつかみ取らなければなりません。
とはいえ、その答えへのアクセス方法もまた、本書に書かれています。
4: 無名の管理人 ID:kanri
本書は、11章で構成されていますが、
前半5章が概論で、後半6章が具体事例です。
前半5章が概論で、後半6章が具体事例です。
5: 無名の管理人 ID:kanri
目次から、個人的にためになったところを抜粋していきます。
まず前半から見てみます。
まず前半から見てみます。
1. 充実した働き方を手に入れる方法
- 仕事に疑問を感じたら、自分の望みを掘り下げるチャンス
2. 最悪の決断は何も決めないこと
- できるだけ早く決断するクセをつける
- 決断というスキルがあなたの人生を底支えする
- 優柔不断を治すたった1つの方法
3. 自信を身につけ、持ち続ける
- 「自信」は道を切りひらく最強のツール
- 手っ取り早く自信を身につける方法とは?
- 自分を大切にし、不当な扱いに甘んじない
4. 行動を妨げる不安を克服する
- なぜ不安を感じるのか? 理由がわかれば不安は消える
- 最適なタイミングを見計らって、勇気を出して意見を言う
5. 学びは一生の財産
- 学び続けること。それは銀行にお金を積み立てるようなもの
- スポーツ同様、仕事もコーチをつけることで成長が加速する
- 職場はお金をもらって学べる貴重な場所
- 学ばざるをえない環境に身を置く
- 社会人向け教育プログラムでモチベーションを高く保つ
6: 無名の管理人 ID:kanri
ここまでで、著者の基本的なキーワードが出てきます。
つまり、
つまり、
- 決断
- 自信
- 不安
- 学び
です。
著者は、これらのキーワードを適切なタイミングで使うことで、
人生を幸せにできると考えています。
7: 無名の管理人 ID:kanri
さらに後半では、具体的な事例が紹介されていきます。
6. ただなんとなくMBAをとってはならない
- 大学院へ行くべき理由、行くべきでない理由
- 大学院選びはネームバリューも重要
- 最適な時期に最適な選択を
- 大学院は学びと挑戦の時間 -常に背伸びしたチャレンジを
7. 常に付加価値を発揮する方法
- 自分の健康・キャリア・命を守るために権限を決して手放さない
- キャリアで最高のスタートを切るための5つのルール
- 付加価値の発揮は出発点にすぎない -昇進に必要な2つの鉄則
8. 幸せでいることを最優先する
- 必ず幸せになれる幸せマニフェスト10項目
- お金と時間と幸せの深い関係
- 80歳になるまで幸せを我慢する?
9. 世界を広げる
- 人生はアパートの外にある
- 相談するなら同僚ではなく利害関係のない友人に
- 海外で働く機会をつかむために今すべきこと
10. 逆境をバネにする
- 生きていくためのスキルを身につけ、人として成長する
- あえて「異質さ」を強みにする
11. すべてはあなた次第
- エスカレーターを降りてもいい
- 舵を切るのに遅すぎることはない
8: 無名の管理人 ID:kanri
後半部分では、特に「キャリアで最高のスタートを切るための5つのルール」がためになります。
- 付加価値の発揮のしどころを見極める
- 争わず、押しつけず、押しどころを心得て、常に注意を払って学ぶ
- 健康を保つ
- 目立ちすぎない
- 影響力のある人と親しくなる
という5つです。
特に最近は、過労死を無視できない会社が多くあります。
ひと昔前なら、ホワイト企業と呼ばれていたようなところでも、
いまも必ずしも安全とは限りません。
9: 無名の管理人 ID:kanri
著者は、慶応大学教授ということもあり、
本書で紹介されているものは、
いわゆる「意識高い系」の事例が多いように感じました。
本書で紹介されているものは、
いわゆる「意識高い系」の事例が多いように感じました。
とはいえ、いかに意識が高かろうが、
その仕事に合わないことだってあります。
逆に、意識が低くても、自分に合う仕事にたまたま出会うことだってあります。
仕事をやっていくうえでの悩みは、誰にでも起こりうることで、
そういう意味では、あらゆる人にためになる本だと思います。
ぜひ読んでみてください。