ちきりん著「未来の働き方を考えよう」を読みました。
本書は、
- ブロガーでインフルエンサーのちきりんさんが、
- 40代くらいで転職することのポジティブな意味を
- 社会背景などから説明してくれる本です。
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目次から、読んで面白かったところを抜粋してまとめてみます。
序章 ”働き方本”ブームが示すモノ
第一章 現状維持の先にある未来
- 延び続ける定年
- 家族の形が変わる
第二章 世界を変える3つの革命的変化
- パワーシフトその2 先進国から新興国へ byグローバリゼーション
- パワーシフトその3 ストックからフローへ by人生の長期化
第三章 新しい働き方を模索する若者たち
- 間欠的キャリアを選ぶ
- ミニマムに暮らすという選択
題四章「ふたつの人生を生きる」
- 40代で働き方を選びなおす
- 就活は40代の方が巧くいく
第五章 求められる発想の転換
- 1. お金に関する発想の転換
終章 オリジナル人生を設計するために
- ステップ1.手に入れたい人生を明確にしよう!
- ステップ3.市場で稼ぐ力をつけよう!
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本書の一番の主張は、
20代で就職した会社に、一生いる必要はない
ということです。
20代から40代まで、社会人として最初の20年間を働いてみたあとで、
残りの20年あまりの時間を、
- 今の会社に捧げるもよし、
- 別の会社で働くもよし、
- それとも全く別の(フリーランス的な)働き方にするもよし、
その判断を、40代前後で考えてみてはどうか、という提案です。
そして、その時に考えるべきポイントが、
第4章、5章を中心にまとめてあります。
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本書で書かれていることは、
(本のデザインが穏当なのに比べれば)かなり過激です。
本書の内容だけをうのみにするのは、ちょっと危険なので、
本書を読んだあとは、知識を実行に移す前に、
少しだけ落ち着いてほしいと思いました。
先日、インフルエンサーとの付き合い方が書かれたような本を読みましたが、
この本で語られていたとおり、親や信頼できる友人などに、
まずは、考えたことを話してみてはいかがでしょうか。
特に、配偶者がいる場合は、きちんとした説明と話し合いが必要です。
けっして、ツイッターなどで発信してはいけません。
ネット上の匿名の相手が、信頼できるか分からないからです。
知識を入れるときには、慎重にしてください。
ちきりんさんだけでなく、いろいろな人の本を読みながら、
自分が親や信頼できる友達に、胸を張って説明できる知識だけを、
じっくり選んでほしいです。
それくらい、本書で提示されている主張は、取り扱い注意です。
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とはいえ、本書は読んでいて面白い本ではあります。
考えるきっかけになる本です。
まだ読んでいない、という方は、
ぜひ、時間のあるときに読んでみてください。
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