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井上純一著、企画協力アル・シャード、監修飯田泰之「キミのお金はどこに消えるのか」を読みました。
本書は、
- ひとまわり年下の中国人と結婚して「中国嫁日記」で有名な著者が、
- 経済学について妻の月(ユエ)さんと会話しながら、
- お金のおもしろさについて伝える本です。
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全部で11回の連載に、特別編のあとがき漫画が追加されています。
各章それぞれにテーマがあります。
- 日本国債について
- マルクス経済学について
- 信用創造について
- 物価の安定について
- 小選挙区制について
- 緊縮財政について
- 主観価値説について
- GDPについて
- 経済成長について
- 雇用問題について
- 円高円安について
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それぞれ、著者と月さんとの会話形式で進んでいきます。
月さんが鋭いような、そうでもないような、面白い会話が繰り広げられるため、読みやすいと思います。
同時に、中国人ならではの会話が出てきます。
中国の選挙や、ドラマ、日常生活などが垣間見えるような場面もあります。
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経済学の入門書でよく触れられている、金融による信用創造や、GDPの三面等価なども、ちょっと端折りながらも、きちんと書かれています。
また、各章にアル・シャードさん(企画協力者)の解説が付されており、少し深堀した内容も合わせて知ることができます。
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本書は、経済学の入門としてとても良い本だと思いました。
マンガで経済学を始めたい方は、ぜひ読んでみてください。