【読書】しょぼい起業で生きていく

えらいてんちょう著 「しょぼい起業で生きていく」を読みました。

しょぼい起業で生きていく
えらいてんちょう
イースト・プレス
2018-12-16


へんな名前の著者ですが、本名でググるといろいろ噂のある人みたいなので、あまり深入りしません。

本書は、お金をかけないで(初期費用50万円ぐらいで)起業しよう、という本です。

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しかし、そんなことが可能なのか?
実例としては、「しょぼい喫茶店」があげられています。

本書によると、
2018年1月に動き出して、
2018年3月に開店しています。

そして、2020年2月に閉店していました。

shobo

ここから分かることは、しょぼい起業によって、

  • とりあえず、起業はできる。
  • そして、2年ぐらいはやっていける。
  • しかし、続けていくノウハウではない。
ということが分かります。

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しょぼい起業は、具体的には、「生活の延長」であることが大事だとされています。

  • 自炊の延長で、食べものを売る飲食店
  • 自分の生活に必要な家財をそろえる延長で、その余った分を売るリサイクルショップ
みたいな感じです。
そのうえで、ひとがたくさん集まるようにすると、
なんとなくその人たちがお金を落としていくそうです。

銀行から借り入れなどしません。
お店も、自分の住む場所の延長で借りてしまいます。

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もう一つのポイントは、収入は、お金だけじゃないということです。
ときにそれは、部屋の掃除だったり、バーに差し入れされるウイスキーだったりします。
それらは、お金ではないのですが、それに必要な分のお金が浮くので、結果的に収入です。

あまりお金に固執しすぎないことが大事なのかもしれません。

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とはいえ、じゃあしょぼい起業やるか、と言われると、
なんとなく、私には合わないだろうなぁ、とも思います。

いろんな人がいて、いろんな働き方があります。

しょぼい起業に向いている人も、いるでしょう。
いろんな働き方が認められることが大事です。