【読書】 基本的な掃除の仕方を教えてくれる本

日本ハウスクリーニング協会著「掃除の解剖図鑑」を読みました。

掃除の解剖図鑑
日本ハウスクリーニング協会
エクスナレッジ
2017-12-03



似たような本に、「片づけの解剖図鑑」というのもあるのですが、
こちらは、新しく住宅設計をするときの本ですのでご注意ください。

今の家で片付けしようという人には、「片づけの解剖図鑑」は役に立ちません。
これから新築するときに、片づけしやすい家を設計しよう、という人のためのものです。

一方、本書「掃除の解剖図鑑」は、
(ややこしいのですが)今の家で掃除しようとする人のために書かれています。

本のタイトルつけるときは、もう少し気を付けてもらいたいものですね。

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以前、茂木和哉さんの本を読んだ時と同じく、
本書でも、専用洗剤をいっぱい揃えるのではなく、
いくつかの中心的なものだけをそろえよう、という考え方です。

具体的には、

  • クエン酸
  • 重曹
  • 酸素系漂白剤

これらが、中心です。

いずれも、100円ショップなどでも手に入るものなので、
手ごろだと思います。

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本書の特徴は、

  • ササッと
  • 念入り

の2種類に分かれていることです。

汚れのレベルに合わせて、「ササッと」できる場合と、
「念入り」にやらなければならない場合を分けて書いてくれています。

毎日の掃除では、「ササッと」をやって、
大掃除のときには「念入り」をやれば良いわけです。

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全体の構成としては、5章で、

  1. キッチン
  2. リビング・ダイニング
  3. 寝室・和室
  4. サニタリー(お風呂やトイレ)
  5. 外回り(玄関やベランダ)

と分かれています。

部屋ごとに分かれているので、
片づけをして、大掃除するときには、
その部分を読んでから進めると、効率が良いです。

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家での掃除の方法は、家庭ごとに違っています。
自分の家の掃除方法が、果たして「ふつう」なのか、よく分かりません。
テレビなどで取り上げられるのは、極端な例が多く、
あまり参考にもならないことが多いです。

その点本書では、掃除の基本的なところが、きれいにまとまっていると思います。
ぜひ本書を読んで、効率的な掃除に役立ててください。

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