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藤原麻里菜著「考える術」を読みました。
本書は、
- 「無駄づくり」のプロである著者が、
- どうやって「無駄づくり」のアイディアを出しているのかについて、
- さまざまな切り口から、そのアイディアの発生源を教えてくれる本です。
なお、本書のタイトルは、
「考える術(すべ)」ではなく、
「考える術(じゅつ)」らしいです。
タイトルの通り、
アイディアの発生源は、ぜんぶで71個あります。
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目次から抜粋して、本書の内容をまとめておきます。
Chapter 1 「言葉」から考える
- 02 単語を「合体」させる
- 05 「逆」を考える
- 07 「主語」を変える
Chapter 2 「半径1メートル」から考える
- 12 「失敗」を開き直る
- 14 「ルール」を守る
- 16 「マナー」を破る
Chapter 3 ひねくれて考える
- 18 「視点のパターン」を考える
- 23 「似ているもの」を組み合わせる
- 25 逆に「ストレス」を増やす
- 26 「針」を振り切る
Chapter 4 「みんなが知っていること」から考える
- 29 「流行への感情」から考える
- 32 「伝統文化」をアップデートする
- 35 「細部」を現実的に考える
- 37 「ステレオタイプ」を逆手に取る
Chapter 5 「自分のこと」から考える
- 43 「欲求」を最大化させる
- 46 「7つの大罪」から考える
- 48 「ドロドロ」をかわいくする
- 51 アイディアを「チェック」する
Chapter 6 「情報」から考える
- 53 「感情移入」する
- 54 「思い出」から考える
Chapter 7 「感情」から考える
- 57 「感情のタネ」に気づく
- 58 「エピソード」を思い出す
- 63 「嫉妬」から考える
Chapter 8 「考え方」を考える
- 66 「短時間」で考える
- 68 「邪念」に負けまくる
- 70 アイディアを「一覧」にする
- 71 つねに「いろんな見方」をする
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目次を見るだけでも、考え方が刺激されそうです。
さらに本書の文章を読んでいくと、
テンション低めの著者の、人となりがおかしくて、
するすると読めてしまいます。
こういうものこそ、「実用書」なのかなと思いました。
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本書は、新しいことを考えたいひとにとって役に立ちます。
アイディアの出し方を教えてくれる本になっていると思います。
新機軸が欲しい、という方は、ぜひ買ってみてください。
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