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中村格子著「医師が教える疲れない、太らない、老けないゼロポジ座り」を読みました。
本書は、
- 整形外科医で、スポーツドクターの著者が、
- 座る姿勢を良い姿勢に変えることで、
- 疲労や、身体の不具合を予防しようとする本です。
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座り続けるのが健康に悪いということは、以前読んだ本で知っていました。
が、理想はそうなんですけれども、
実際に座らないで仕事するのは無理!!!
という人も、多いのではないかと思います。
そのような現状に対して、本書では、「ゼロポジ座り」という
究極の座り方が紹介されています。
まあ、究極か至高かは分かりませんが、
わたしもやってみて、確かに楽でした。
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具体的な方法は、図入りの本書を読んでいただくのが早いのですが、
言葉で説明すると、
- 「股関節の開き」が重要。
- 股関節の開きとは、胴体と太ももの角度のこと。
- これを105度から130度のあいだで、
- 自分にとってのちょうど良い角度にすると良い。
といった感じです。
ひらべったく言えば、椅子に座ったとき、
ふとももがやや下に向くぐらい、ということです。
と同時に、背骨が頭をまっすぐ支える位置にあれば、
あまりつらくならずに、良い姿勢が取れるというわけです。
座った感じだと、「バランスチェア」に近い感覚です。
角度がゆるくなるので、ちょっと楽です。
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一般的に、「良い姿勢」とは、直角座りがイメージされます。
背骨を伸ばし、太ももと胴体の角度が90度になった座り方です。
しかし、筆者によれば、これは筋トレと同じぐらいつらいことです。
長時間この姿勢を維持することは、難しいといいます。
逆に言えば、「筋トレしたいな」、と思っているひとは、
ジムに通う前に、事務として「直角座り」にしてしまえば、
ちょうど良い筋トレになるということかもしれません(?)
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仕事に集中すると、ついつい、長いこと座り続けてしまいます。
本書は、習慣となっている姿勢を良いものに変えて、
疲労や、体の不具合を予防しようとします。
最近腰痛がつらい、疲れがたまる、といった方は、
ぜひ気をつけてみてください。