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藤井英雄著「1日1行マインドフルネス日記」を読みました。
本書は、
- 精神科医でもある著者が、
- マインドフルネスを習慣化する日記について、
- その書き方を教えてくれる本です。
著者は、
マインドフルネスで幸せになる! マインドフルネスで幸せな社会を創る♪
という目標のもと、「心のトリセツ研究所」の代表をしている方です。
名前のセンスがやや怪しいですが、ちゃんとブログもあるようです。
https://ameblo.jp/cocoronotorisetsu/
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本書は、よく言えば初心者向け、
悪く言えば薄味の本だと感じました。
わたし個人的には、それほど役に立つ感じはしなかったのですが、
とはいえ、こういった本が役に立つ人もいるだろうと思われたので、
その部分を抽出してお伝えしたいと思います。
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本書でおすすめされている「マインドフルネス日記」は、
1行日記と、瞑想のハビットトラッカーを組み合わせたものです。
p49に、記入例があります。
10秒って何?
長い瞑想ってどんな瞑想?
といった詳しいところは、本書を読んでみてください。
ハビットトラッカーと日記が一緒になっているので、
日記の分量は減ってしまうデメリットはあるものの、
その代わり、日記の習慣づけと、瞑想の習慣づけが同時に行われるという利点があります。
片方が、もう片方のトリガーになるというわけです。
この部分はうまいなと感じました。
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さて本書は、Part1の理論編と、Part2の実践編に分かれています。
理論編では、
- 苦しみの原因は何か?
- マインドフルネスと瞑想の関係
について語られ、
以下の3つのエクササイズが紹介されます。
- 10秒マインドフルネスの実際
- 長い瞑想の実際
- マインドフルネス3秒ルールの実際
この部分の解説は、コンパクトにまとまっているので、
読みやすいと思います。
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一方、実践編は、かなり特殊な書き方になっています。
著者自身の日常が、淡々と取り上げられ、
その時どう思ったか、どう心の整理をしたかが、
ひとつひとつ具体的に書かれているのです。
この書き方は、賛否両論あるでしょう。
ひとによっては、退屈だ、冗長だ、と感じるかもしれません。
(わたしは、こちら側でした。)
しかし他方で、日常の出来事と日記の書き方が結びつかない方にとっては、
とても良い具体例になっているのかもしれない、とも思いました。
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本書は、日常生活とマインドフルネス、日記を結び付ける方法を書いた本です。
マインドフルネスって、最近よく聞くけど、どういうこと?
という方には、前半の理論編だけでも読んでみると、
ためになるのではないかと思います。
また、日記の書き方がいまいちイメージしづらい、具体例を知りたい、
という方には、実践編をひとつひとつ読んでいくと、
何か感じ取れることがあると思います。