【読書】 手帳の基本的な使い方を知りたいなら、中高生向けの本を読めば スッと理解できる

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日本能率協会マネジメントセンター編「中学生・高校生のための手帳の使い方」を読みました。

中学生・高校生のための手帳の使い方
日本能率協会マネジメントセンター
2014-02-07


本書は、

  • 「能率手帳」などでおなじみの能率協会が、
  • 中高生向けに、とくにバーチカル手帳の使い方を解説し、
  • 分かりやすくPDCAの回し方を教えてくれる本です。

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基本的には、中高生に向けて書かれているので、
扱われている事例は、おもに学校の予定です。

  • 宿題、
  • テスト、
  • 部活、
  • 資格検定、

などなど。

なので、大人が読んでも、役に立たないと思われるかもしれません。

たしかに、社会人からすると、
具体例としては役に立つものではありませんが、
しかし、PDCAや、手帳の役割などを、
分かりやすい言葉でまとめた本としては、十分に価値があると思いました。

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本書では、手帳を使うことで、3つの習慣が身につくと言います。

  1. 手帳に書く習慣
  2. 時間を意識する習慣
  3. 考える習慣

そして、それぞれに、以下のようなメリットを上げます。

1. 手帳に書く習慣

  • 忘れ物が減る
  • 提出物を期限通りに出せる
  • 宿題のやり忘れが減る
  • 要約して書ける、伝えられる

2. 時間を意識する習慣

  • 規則正しい生活になる
  • 日々の学習計画が立てられる
  • 時間の使い方が上手くなる
  • 自学自習する時間が増える

3. 考える習慣

  • これから先の予定を意識できる
  • やることの優先順位をつけられる
  • 目標を意識して行動できる
  • 自分の行動を振り返って反省できる

上から順に、より抽象的になっていくのが分かります。

特に3番目は、PDCAサイクルの内容そのものです。

これらの内容は、社会人向けのビジネス書では、
かっこつけたカタカナ語で解説されますが、
本書は中高生向けなので、そういった言葉を知らなくても問題ありません。

内容的には大人にも役に立つ。
しかし、具体例や言葉づかいは中高生にも読める。

こういう本は貴重です。

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目次から、抜粋します。

1章:中学生・高校生が手帳を使うと、どんないいことがあるの?

  • 「手帳に書く習慣」でできるようになること
  • 「時間を意識する習慣」でできるようになること
  • 「考える習慣」でできるようになること
  • 「PDCAサイクル」が自然に身につく

2章:中学生・高校生のための手帳術「計画」編

  • まずは今年の目標を立てよう
  • 去年の手帳で今年がさらに充実する
  • 1年間の長期計画の立て方
  • 月間計画の立て方
  • 日々の計画や予定の書き方
  • 予定を書くときの4つの基本
  • スケジューリングの4つのコツ

3章:中学生・高校生のための手帳術「実行」編

  • 自宅でも必ず1回手帳を開こう
  • 実行したことを線で消すと達成感が味わえる
  • 予定を変更しても消しゴムで消さない
  • 手帳のルールは自分でつくる
  • とにかく手帳を見る回数を増やそう
  • メモをとるときの3つのコツ

4章:中学生・高校生のための手帳術「振り返り」と「工夫」編

  • 予定と現実の違いがパッと見て分かる方法
  • 自分のよい点も悪い点もよくわかる
  • 生活リズムを整える
  • 移動時間は「工夫」を考えるのに最適
  • 失敗はしたほうがいい
  • 忙しいときほど手帳を見よう

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繰り返しになりますが、本書は、中高生に向けて書かれた本です。

しかし、大人になってから読むと、かえって客観的に見ることができ、
分かりやすい本になっているのではないかと思います。

すでに大人の方にこそ、読んでみてほしい本だと思いました。